ある県の市区町村について、面積()を横軸、公立図書館の蔵書数(万冊)を縦軸にとった散布図を作りました。点は左下に多く集まり、全体としてはっきりした向きが見えません。この2つの数量の相関係数を計算すると でした。
この結果について、次の3つの記述を考えます。
I・II・III の正誤の組合せとして正しいものはどれですか。
来店客が多い日ほど飲料はよく売れるのでしょうか。あるスーパーが、1年ぶんの営業日について、その日の来店客数 (百人)と、売れた飲料の本数 (百本)を散布図にまとめ、回帰直線 を当てはめました。
この直線では、来店客数が 20 から 60 まで増えるあいだに、飲料の本数が 32 増えます。また来店客数が 60 のとき、飲料の本数は 95 です。回帰係数 ・ の組合せは何ですか。
ある企業が、応募者 200 人に適性検査と面接を行いました。次の散布図は、検査の総合点を横軸、面接点を縦軸にとって、200 人ぶんの点を打ったものです。縦の破線は総合点 70 点の位置を表し、この企業は総合点が 70 点以上だった応募者を採用しました。

採用された人たちだけを取り出して、総合点と面接点の相関を計算し直すと、どうなると考えられますか。最も適切なものはどれですか。
技能検定の実技試験では、採点した素点をそのまま使わず、換算点に直して合否を決めることがあります。ある検定の素点 は、受験者全体で平均が 60 点、標準偏差が 8 点でした。
この素点を で換算点に直します。換算点の平均と標準偏差は、それぞれいくつですか。
ある業界団体が、研修時間と不良品の関係を調べました。加盟する 18 の工場について、従業員1人あたりの年間の研修時間 (時間)と、製品 100 個あたりの不良品の個数 (個)を集め、最小二乗法で単回帰の直線を当てはめました。通常の単回帰モデルを仮定し、各工場の誤差は互いに独立で、平均0・共通の分散をもつ正規分布に従うとします。
傾きの推定値は 、その標準誤差は でした。母集団での傾きが 0 であるという帰無仮説を調べます。検定統計量の値と、その統計量が従う分布の組合せはどうなりますか。
同じ車種の中古車 197 台について、ある買取店が走行距離 (万 km)と査定価格 (千円)を記録し、単回帰の直線を当てはめました。走行距離の回帰係数の推定値は 、その標準誤差は 4.414 です。
標準正規分布による近似を用いるとき、この回帰係数の 90% 信頼区間はいくらになりますか。
参考:標準正規分布表
1世帯の消費支出は、収入のうちどの部分と結びついているのでしょうか。ある調査会社が 47 の都市について、1世帯1か月あたりの消費支出(万円)を、世帯主の定期収入(万円)と賞与(万円)の2つで説明する重回帰モデルを、最小二乗法で推定しました。
推定された偏回帰係数は、定期収入が 0.42、賞与が 0.31 でした。この結果の解釈として最も適切なものは何ですか。
あるチェーンの 153 店舗について、1日の売上(万円)を、店の面積()と最寄り駅からの徒歩時間(分)の2つで説明する重回帰を、最小二乗法で推定しました。得られた分散分析表の一部が次のとおりです。
| 要因 | 平方和 | 自由度 | 平均平方 | 値 |
|---|---|---|---|---|
| 回帰 | 84600 | (ア) | (ウ) | (オ) |
| 残差 | 15000 | 150 | (エ) | |
| 合計 | 99600 | (イ) |
回帰の自由度(ア)と 値(オ)の組合せはどうなりますか。
チラシを多く配った月ほど問い合わせが増えるのかを調べるため、ある印刷会社が 12 の広告主について、1か月に配ったチラシの枚数 (千枚)と、その月に届いた問い合わせの件数 (件)を集めました。この 12 組に単回帰の直線を当てはめ、分散分析表にまとめると次のようになります。
| 要因 | 平方和 | 自由度 | 平均平方 |
|---|---|---|---|
| 回帰 | 240 | 1 | 240 |
| 残差 | 60 | 10 | 6 |
| 合計 | 300 | 11 |
この回帰の決定係数はいくつですか。
同じ商品を扱う店でも、駅前の店と郊外の店では月間の売上に開きが出ます。ある小売チェーンが、売上 (万円)を立地で説明するために、郊外を基準にとり、駅前なら 1 をとる 、商業施設内なら 1 をとる の2つのダミー変数を作り、これらを説明変数とする重回帰を最小二乗法で推定しました。
| 回帰係数(万円) | |
|---|---|
| 切片 | 320 |
| (駅前) | 85 |
| (商業施設内) | 140 |
この推定結果の読み取りとして最も適切なものはどれですか。
ある事業所が、書類の受付を担当する社員について、経験年数 (年)と、1時間あたりの処理件数 (件)を集め、単回帰を推定しました。経験年数の係数は 1.35、その係数が 0 であるという帰無仮説に対する両側検定のp値は 0.082 でした。
この結果について、次の3つの記述を考えます。
I・II・III の正誤の組合せとして正しいものは何ですか。