血液型と体重は、どちらも「データ」ですが、できる計算はまるで違います。変数がどれだけくわしい情報をもつかで4段階に分けたものが尺度水準で、情報の少ないほうから順に次の4つがあります。
名義・順序は種類や順序を表す 質的変数、間隔・比例は数量を表す 量的変数 にあたります。上の水準ほど、差や比など多くの計算が意味をもちます。
間隔尺度と比例尺度の違いは「0の意味」にあります。温度(℃)を例にとります。
温度の 0℃ は「熱がまったくない」状態ではなく、目盛り上の1つの点にすぎません。そのため「20℃ は 10℃ の2倍の暑さ」とはいえず、比には意味がありません。ただし「20℃ は 10℃ より 10℃ 高い」という差には意味があります。差は使えるが比は使えないのが間隔尺度です。
これに対して、長さの 0cm は「長さがまったくない」ことを表します。だから 20cm は 10cm のちょうど2倍と言えます。0 が「まったくない」を意味し、比が使えるのが比例尺度です。
温度(摂氏〔℃〕)は、どの尺度水準にあたりますか。
「満足・普通・不満」のように、順序には意味があるが間隔の大きさは一定でない尺度はどれですか。
血液型のように、分類だけで順序も大小もない尺度はどれですか。
尺度水準を、もっている情報が少ない順に正しく並べたものはどれですか。