血液型や好きな色のように、種類や分類を表す変数を質的変数といいます。血液型のような名義尺度では大小を比べたり中央値を求めたりできません。一方、満足度の「低い・中・高」のような順序尺度では順序を比べ、中央値にあたるカテゴリを求められますが、カテゴリ間の差が等しいとは限らないため、平均や標準偏差は通常用いません。
そのかわり、種類ごとの個数や割合(「赤 10人・青 8人」のように)でまとめれば傾向は掴めます。身長や金額のように数量として測れるものは 量的変数 です。
マラソン大会で、あるランナーのゼッケン番号が「7」でした。この「7」は、7番目に速いことも、7という量があることも意味しません。ほかの人と区別するための、名前がわりの番号です。
だからゼッケン番号は足しても平均しても意味がなく、質的変数です。同じ大会で計測するタイム(秒)は数量なので量的変数、血液型は種類を表すので質的変数になります。数字で書かれていても、区別のための名前がわりなら質的変数と見ます。
「血液型・年齢・都道府県名」の3つを、質的変数か量的変数かで正しく分けたものはどれですか。
好きな色のような質的変数のデータから傾向を読み取るには、どうするのが適切ですか。