ひよこ統計

パレート図

統計検定4級

たくさんの項目のうち、どれに力を入れれば効果が大きいでしょうか。それを見つけやすくするのがパレート図です。項目を数量の多い順に並べた棒グラフに、累積相対度数(上位から順に足していった割合)の折れ線を重ねたグラフです。

棒は左から数量の多い順に並び、折れ線は「そこまでの項目を合わせると全体の何%になるか」を左から順に足し上げていきます。折れ線を見れば、上位のいくつかの項目で全体の大部分を占めていることが掴め、どこに重点を置けばよいかの判断に使えます。

貸出の多い本の分類から重点を見つける

図書室の1か月の貸出冊数を、本の分類ごとに多い順に並べてパレート図にしました。棒が冊数(左の軸)、折れ線が累積相対度数(右の軸)です。

図書室の分類別貸出冊数のパレート図。棒は多い順に物語40冊・図鑑25冊・伝記15冊・まんが12冊・その他8冊。累積相対度数の折れ線は物語40%・図鑑まで65%・伝記まで80%・まんがまで92%・その他まで100%。
分類別の貸出冊数と累積相対度数

いちばん多い物語だけで全体の 40%、物語と図鑑の上位2種で 65% を占めることが、折れ線から読み取れます。冊数の多い上位の分類にしぼって手を打てば、全体の多くをカバーできると分かります。折れ線が表すのは各項目の冊数ではなく、あくまで累積した割合である点に注意します。

入門問題

全 3 問
問 1

パレート図の説明として、正しいものはどれですか。

問 2

上のパレート図で、棒に重ねられた折れ線が表しているものはどれですか。

問 3

折れ線から読み取ると、物語と図鑑の上位2種で全体のおよそ何%を占めますか。