これまでの棒グラフや折れ線グラフは、1つの数量の大小や変化を見るものでした。これに対して散布図は、身長と体重のように2つの数量のあいだに関係があるかを調べるためのグラフです。2つの数量を横軸と縦軸にとり、1つ1つのデータを平面上の1つの点として打って表します。
点の散らばり方から、2つの数量の関係を読み取れます。点が全体として直線的に右上がりに並べば正の相関、右下がりなら負の相関があります。はっきりした直線的な向きがなければ 相関 は弱いと判断できますが、曲線的な関係までないとは限りません。点の集まりの形もあわせて確認します。
あるクラスの20人について、1人ずつ数学の点数を横軸、理科の点数を縦軸にとって、点を打っていきました。

1つ1つの点はばらついていますが、全体として見ると右上がりに並んでいます。数学の点が高い生徒は理科の点も高めで、数学が低い生徒は理科も低めという傾向が読み取れ、2教科の点数には正の相関があるといえます。ぴったり一直線に乗っているわけではなくても、点の集まりが向いている向きから、2つの数量の関係を直感的に掴めるのが散布図です。
散布図で、点が全体として右下がりに並んでいるとき、2つの数量の関係として最も適切なものはどれですか。
上の散布図から読み取れることとして、最も適切なものはどれですか。